こんにちは、シャワシです。

当ブログ「LIBE-NOTE(リベノート)」は、外国語学習者に少しでも役立てていただけるように、「聴く」読書=Audibleを活用した「聞き流し」学習をご紹介しています。
簡単なプロフィールは以下のとおりです。
- 30代前半・2児の父
- 大学時代に米国長期留学(1年間)を経験。在学中にTOEIC920点、TOFLE90点を獲得。
- 2013年、入社を機にフランス語を学び始める。フランス語圏を中心に海外転勤を経験。2018年、フランス語認定試験の最上位C2を取得。
- 日頃から学習の軸としてきた「聞き流し学習」をブログで発信。
言語を学ぶこと=人生観の深まり
「言語が話せれば、人生が深まる」って、本当に思います。
僕は、小学校5年生に英語に出会って、学校のELTの先生と話している時間が何よりの楽しみでした。昨日まで通じなかった言葉が、今日は通じるようになった!という快感。
語学を学習する目的は十人十色ですが、誰もが「伝わる快感」が原動力になっているのではないでしょうか。
世界が広がる瞬間です。
そんな快感を覚えた小学生の僕は、それから語学学習にどんどんのめり込んでいって、中国語、韓国語など色々な言語に手を出していったわけです(今はほとんど忘れてしまいましたが…)。
米国長期留学の経験
それでも、日本生まれ日本育ち。語学力の悩みは尽きませんでした。
聞き取れない、話せない、伝わらない。そんな三重苦が常に付き纏っていました。
しかし、大学時代の米国長期留学で一つの大きな気づきがありました。
「聞き取れない」のではなくて、「理解できていない」ということ。
スピードが速いからではなく、使っているイディオムや単語がそもそも分からないから「聞き取れない」のだ、という当たり前のことだけど、重要な気づき。
語彙力の絶対的な不足。使えるイディオムの幅。これが言語学習の肝だと気づきました。
「聞き流し」の誤解
その意味で、「聞き流していれば、耳が慣れる」は僕は信じていません。
例えば、文法も単語も何もかも知らないアラビア語の朗読を何度も何度も聞き流していれば「耳が慣れる」のでしょうか?
重要なことは、その言語の基本知識をまずは習得した上で、「聞き取れる」内容を「聞き流す」ということ。そこで初めて文法・単語の定着と、リスニング(そしてシャドーイングを通じたスピーキング)が養われます。
「スクリプト付き」から始めよう
既に語学力が高くて、初めて聴く音源でも「聞き取れる」という人は、外国語のニュースや洋書の朗読を聞けばいいです。
でも、そんなレベルの人はごく僅か。学習教材としては、不適です。
まずはスクリプト付きの音源を探しましょう。
スクリプトを見ながら、音源を聴く。そうすれば、何が原因で聞き取れないのかが明確になります。
「単語がわからない、文法がわからない、単純にスピードが早い…」
単語、文法、イディオムを理解した上で、「聞き流し」て、初めて「耳が慣れる」状態になります。最初から何を話すかわからない内容を聞いてはダメです。
Audibleとの出会い
社会人になって、フランス語を学び始めました。
それは仕事の要請もあれば、自分の知的好奇心と今後やりたいことを満たしてくれる手段として最適と思ったからです。
米国留学を通じて得た語学学習の気づきをベースに、フランス語を「聞き流す」ことを始めました。文法と基礎単語を学んだ上です。
インターネットが当たり前になって今では、YouTubeや外国のニュースでいつでも優良な学習素材に出会えますね。ただ、自分のレベルに合ったものを効率的に見つけることはまだまだ難しい。
そこでおすすめしたいのがAudible(オーディブル)。
Audibleって、聴くだけで、スクリプトは無いと思っていませんか?その辺りはこれから色々とご紹介していきますね。
あなたの語学学習に少しでも寄り添えたら。
語学学習を初めてかれこれ20年以上。
紆余曲折もありましたが、「聞き流し」が自分には一番合っている勉強法でした。
少しでも僕のノウハウをみなさんと共有できたら、これほど嬉しいことはございません。
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